精神分析的アプローチによる自閉症児へのピアノのレッスン。結城美帆子

一昨日の当教室での発表会で、初めて多くの人の前で演奏できた自閉スペクトラム症の〇〇ちゃんは、4月から小学一年生になります。

お父様のお話では特別支援クラスに通われるとのことです。

一般的なお子様と比べると、やはり理解力は劣っているように思いますが、楽譜を見ながら最後まで頑張って演奏できました。

音楽は、コミニケーションのツールにもなります。

自閉症だからと言って諦めずに、興味があるようでしたらピアノをやらせてあげて欲しいと思います。

教え込むような教え方をしなければ、上級レベルまで弾けるようになります。

40年ピアノを教えておりますが、多くの実績があります。

精神分析的アプローチによる自閉症児へのピアノのレッスン。結城美帆子

一般的なピアノのレッスンは、音符を読めるように教えて、リズムを教えて、次にピアノを楽譜の通りに弾く弾き方を教えますが、自閉スペクトラム症の子供は、感覚的な異常や、見え方が一般的な子供とは違うようなので、まずは、子供の状態を把握することから始めます。

知的障害を伴わない自閉スペクトラム症の場合は、親も子供の障害に気づいていない場合が多々あります。

親が気づいていない場合は、私の考えですが、子供を理解することが大事と考えているので、子供の状態をわかっていただくことから始めます。

同じ年齢の子供のレッスンを見学して頂くと、違いを理解して頂けることが多いです。

子供に合った指導・子育てをすることが、子供を幸せに育てることになります。

その子に合った指導を行えば、自閉スペクトラム症の子供でも上級レベルの曲が弾けるようになりますし、昨日の当教室の発表会でも、リストやショパン・ドビュッシーなど上級レベルの曲を演奏されました。

自閉スペクトラム症の人は、一般的な子供よりも、たくさん練習しますから、表現力以外は一般的な子供よりも上手く弾けます。

自閉症者への精神分析的アプローチによるピアノのレッスン。結城美帆子

今日は、健常者と自閉症者によるピアノの発表会を行いました。

健常者と自閉症者の演奏は、はっきりとした違いがあります。

自閉症者は、子供も大人も感情が無い演奏です。

上級レベルの曲を演奏された方もおりますが、心が感じられません。

何かが閉ざされている感じです。

これが自閉症なのでしょう。

これが、彼らの心なのかもしれません。

自閉症者にピアノ教えている時、空虚感を感じるのです。

自閉症者を続けてレッスンをすると、何て言いますか得体の知れない不安感に襲われる時があるのです。

私が自閉症者のレッスンを1日に2名に限定しているのは、自分の心を保つ為です。