自閉症の子供にピアノを教えていて気になる事。結城美帆子

私は、これまで約30年間にわたり自閉スペクトラム症やダウン症など多くの障害者にピアノを教えて参りました。

そんな中、最近思った事なのですが、障害者の多くの生徒さんは、小学2年3年生くらいから体型が小太りでずんぐりむっくりになっているように思うのです。

自閉スペクトラム症の人は、偏食があるとも言われているためかとも思いますが、栄養の偏りがないようにしてあげる事も必要なのではないかと思います。

自閉症スペクトラム年長さんへの精神分析的アプローチによるピアノのレッスン。結城美帆子

知的障害は無いと思われますが、明らかに自閉症と思われる生徒さんです。

幼児は、30分レッスンをしているのですが、30分しゃべり続けているので、けっこう疲れます。

音符は良く読めるのですが、まだ意味の世界に入れないように思います。

レッスンが軌道に乗るまでは、もう少しかかるかなと思います。

自閉症スペクトラムの生徒をレッスンする時は、生徒の状態から生徒の頭の中を絶えず想像しながらレッスンを進める必要があるので、神経がすごく疲れます。

でも、自閉症スペクトラムの人に精神分析的アプローチによるピアノのレッスンをしているのは、日本で私一人だけなので、私の体力が続く限りは頑張ろうと思います。

自閉症スペクトラム小学2年生のピアノのレッスン。結城美帆子

知的障害を伴っている男の子です。

自分で楽譜を認知して弾くという感じではないように思いますが、指を動かすことにより脳を刺激して機能訓練になっているように思います。

音楽を楽しむまでには、まだまだ時間がかかると思いますが、指を動かすことはできるようになっております。

ピアノは、結局のところ脳で弾くので、脳が発達しないとピアノのレベルも進まないかもしれませんね。

先日、細田美智子会長と電話で話しましたが、彼らにとってピアノは機能訓練の一部なのかもしれませんね。

だとすれば、作業療法よりもピアノのレッスンのほうが効果があると思います。

なぜなら、先月のコンサートで他者の演奏を決められた席に座って2時間席を立たずに座って入られたのですから。

立派なものだと思いませんか?

親が隣についていたわけでもないのです。