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障害があるお子様を育てていらっしゃる親御さんへ。結城美帆子

お子様の能力を見極めて、お子様が生きていく上で必要なことが学べる環境を整えてあげて欲しいと思います。

無い物ねだりは、お子様の為にならないと思います。

障害を受け入れましょう。

その上で、お子様の幸せの為に、どうすれば良いかを考えてあげて欲しいと思います。

お子様は、あなたを選んで生まれてきたのです。

自閉スペクトラム症という診断。結城美帆子

医師の仕事は、まずは診断をすること。

次に、治療をすること。

しかし、自閉スペクトラム症は、根本的な治療法がない。

治療法がないから、診断に対しても責任がないような気がする。

医師にお願いしたい、何ができて何ができるようにならないのか、具体的なことを教えてあげて欲しい。

親は、子供の幸せを一番に考えて欲しい。

精神分析的アプローチによる自閉症児へのピアノのレッスン。結城美帆子

当方では、ピアノが弾けるようになるレッスンをしております。

機能訓練を目的とした音楽療法的なレッスンはしておりません。

自閉症児でも、健常者と同じように、音符が読めるようになり、楽譜を理解し、楽譜を見ながら弾けるようになるレッスンをしております。

重度の知的障害を伴う方のレッスンは、お引き受けできませんので、ご了承ください。

ある程度、数字とひらがなカタカナの読み書きができれば、レッスンは可能です。

精神分析的アプローチによる自閉症児へのピアノのレッスン。結城美帆子

4月から新型コロナウイルス感染予防対策として、生徒さんのみでレッスン室にお入り頂きレッスンをしておりますが、私が何も言わないでいると教則本も出さずにいる生徒さんがほとんどです。

これまで、いかに親が手をかけ過ぎていたかがよくわかります。

親御さんは、子供に良かれと思ってしているのでしょうが、他者からみていると、子供の為にならないことをしている親御さんが多いです。

自閉症のお子さんは、主体を出せない状態でいるのでとにかく主体を引き出し自由にしてやることから始めなければなりません。

その為には、親は手を出さないほうが良いのです。

親が手を出しているうちは子供は親がやってくれるのを待ちますから、主体的なレッスンは遠のくばかりです。

レッスン室に親がいなければ、私は何もしませんから、子供たちは自分でやるしかないので、自分で教則本を出し、レッスンが終われば一人で教則本レッスンバックにお片づけもします。

子供たちは、やればできるのです。

親は、見守っていれば良いのです。

精神分析的アプローチによる自閉症児へのピアノのレッスン。結城美帆子

私が最初に行うことは、子供の目の動きを観察します。

一般的な3歳児はキャッチボールができますが、発達に問題がある3歳児はできませんので、ある程度見極めができます。

次に、色がわかるかどうかを観察します。

次に、形が認識できるかどうかを観察します。

そして、簡単な心理検査をさせて頂き、どのようなレッスンが可能か指導案を作成し、保護者の方のご賛同が頂けましたレッスンに入ります。

一般的なお子さんの場合は、全てクリアできるので、2回目のレッスンから音符の指導に入れますが、発達に問題があるお子さんの場合は、ほとんどができないので、まずは、発達障害の改善を目的とした脳のトレーニングから始動します。

3ヶ月程度で、音符を読む準備ができるようです。

精神分析的アプローチによる自閉症児へのピアノのレッスン。結城美帆子

一昨日の当教室での発表会で、初めて多くの人の前で演奏できた自閉スペクトラム症の〇〇ちゃんは、4月から小学一年生になります。

お父様のお話では特別支援クラスに通われるとのことです。

一般的なお子様と比べると、やはり理解力は劣っているように思いますが、楽譜を見ながら最後まで頑張って演奏できました。

音楽は、コミニケーションのツールにもなります。

自閉症だからと言って諦めずに、興味があるようでしたらピアノをやらせてあげて欲しいと思います。

教え込むような教え方をしなければ、上級レベルまで弾けるようになります。

40年ピアノを教えておりますが、多くの実績があります。

精神分析的アプローチによる自閉症児へのピアノのレッスン。結城美帆子

一般的なピアノのレッスンは、音符を読めるように教えて、リズムを教えて、次にピアノを楽譜の通りに弾く弾き方を教えますが、自閉スペクトラム症の子供は、感覚的な異常や、見え方が一般的な子供とは違うようなので、まずは、子供の状態を把握することから始めます。

知的障害を伴わない自閉スペクトラム症の場合は、親も子供の障害に気づいていない場合が多々あります。

親が気づいていない場合は、私の考えですが、子供を理解することが大事と考えているので、子供の状態をわかっていただくことから始めます。

同じ年齢の子供のレッスンを見学して頂くと、違いを理解して頂けることが多いです。

子供に合った指導・子育てをすることが、子供を幸せに育てることになります。

その子に合った指導を行えば、自閉スペクトラム症の子供でも上級レベルの曲が弾けるようになりますし、昨日の当教室の発表会でも、リストやショパン・ドビュッシーなど上級レベルの曲を演奏されました。

自閉スペクトラム症の人は、一般的な子供よりも、たくさん練習しますから、表現力以外は一般的な子供よりも上手く弾けます。

自閉症者への精神分析的アプローチによるピアノのレッスン。結城美帆子

今日は、健常者と自閉症者によるピアノの発表会を行いました。

健常者と自閉症者の演奏は、はっきりとした違いがあります。

自閉症者は、子供も大人も感情が無い演奏です。

上級レベルの曲を演奏された方もおりますが、心が感じられません。

何かが閉ざされている感じです。

これが自閉症なのでしょう。

これが、彼らの心なのかもしれません。

自閉症者にピアノ教えている時、空虚感を感じるのです。

自閉症者を続けてレッスンをすると、何て言いますか得体の知れない不安感に襲われる時があるのです。

私が自閉症者のレッスンを1日に2名に限定しているのは、自分の心を保つ為です。

自閉症スペクトラム小学2年生男の子のピアノのレッスン。結城美帆子

知的障害も伴う生徒です。

言葉の理解も難しいところもあります。

この生徒さんにピアノを教えていて思うのは、脳の神経回路のつながりが悪いからうまく指が動かせないのではないかと思うのです。

右手と左手を完全には理解できていないようにも思います。

ピアノは、脳のあらゆる部分を使って弾きますので、スムーズに弾けない場合は、脳になんらかの障害があるかも知れません。

この生徒さんを教える前は、知的障害者は脳に欠如した部分があるのではないかと思っていたのですが、この生徒さんに教えるようになってからは、欠如ではなく、神経回路のつながりに問題があり、神経回路がつながれば楽譜に書いてある通りに弾くことができるのです。

どうしたら神経回路がスムーズにつながるかです。