障がいがある方のピアノのレッスン。結城美帆子

自傷行為がある方です。ピアノで少しでも元気になればと、お母様が連れて来られました。お母様のお気持ちはわからなくはないのですが、本人にやる気がない場合はレッスンは無理なのです。障がいがあっても、ピアノを弾きたがる人もおり、このような方の場合はレッスンが可能で、それなりに上達できます。私は、ピアノを弾けるように教えることはできますが、ピアノを好きにすることはできません。ピアノが上手に弾けるようになるためには、健常者でも相当努力をしなければなりません。障がいがあっても同じです。障がい者だから努力をしなくてよいということはありません。健常者以上の努力が必要だと思います。