自閉症スペクトラムのお子様のピアノのレッスンがありました。結城美帆子

ピアノは、楽譜を見ながら弾きますので、基本的に手は見ませんが、子供の場合、覚えるのが早いので覚えてしまうと楽譜を見ないで鍵盤を見て弾いてしまうので、注意が必要です。特に、アスペルガー型の子供は、一度で覚えてしまう場合があるので、気を付けなければなりません。今日レッスンをしていた生徒は、「鍵盤を見ないで弾きましょう」と申しましたら目を閉じて弾きました。これがもし健常の子供であれば「ふざけないで」となるところですが、自閉症スペクトラム子供はふざけているわけではないようなのです。ストレートなのです。自閉症スペクトラムの特徴の一つなのです。自閉症は、脳の障害と言われておりますから、発達するものでも無く、治るものでも無いようなので、こう言う子供だと踏まえた上で指導をしないと上手くいきません。健常の子供と同じように教えるのは難しいと思います。健常の子供にレッスンをするときは、楽しい雰囲気の中で表情豊かに致しますが、自閉症スペクトラムのお子様にレッスンをするときは、抑揚の無く表情でなるべく顔を見合わせないようにレッスンをしております。なぜかと申しますと、自閉症スペクトラムのお子様は、指導者の私を鏡にするところがあるからです。