自閉症スペクトラムのお子様について。結城美帆子

以前は、カナー型自閉症とアスペルガー型自閉症と言っていたのですが、現在は、自閉症スペクトラムとなりました。

ピアノを指導する私としては、とっても困る診断名です。

カナー型自閉症とアスペルガー型自閉症は、同じ指導方法で教えることは不可能なので、レッスンの申し込みを受けましたら、まずは本人の状態を把握することから始めなければならなくなりましたので、指導案ができるまで、相当の時間を要します。

自閉症スペクトラムの多くの親御さんは、軽度ですと言うのですが、何を基準に軽度と言っているのかがわかりません。

アスペルガー型自閉症は、縦の線を教えてあげれば、案外弾けるようになるのですが、カナー型自閉症はまず音符を読めるようにするのに相当時間を要します。

10年でやっとピアノドリームの教則本を使えるようになった生徒さんもおります。