精神分析家について思うこと。結城美帆子

医師が、人を殺して刑務所に入れられれば、医師免許は剥奪され医師の仕事は出来なくなる。しかし、精神分析家は、人を殺して刑務所に入れられても、刑務所から出てくれば、精神分析家と名乗り自由に患者をとり精神分析家として収入を得る事が可能なのである。日本ラカン協会・東京精神分析サークル・東京ラカン塾・3つともラカン派の精神分析家と名乗っている人達の集まりである。そして、みんなパリ第8大学精神分析学科でラカンの精神分析を学んで来た人達のようで、お互いに知らない関係ではないようである。誰が何をやっても自由なのだろうが、今のままではラカンの精神分析を学ぼうとする人がいなくなるように思えるし、ラカン派の精神分析家に精神分析を受けたいと思う人もいなくなるように思える。ラカン派の精神分析家は、何の為に存在するのか?ラカン派の精神分析家は、誰の為に存在するのか?患者不在になってはいないですか?私は、向井雅明先生に10年以上分析を受けて、分析の良さを実感していて、精神分析家に育って欲しいと願っているのです。どうぞ、日本でラカン派の精神分析が受けられなくならないように頑張ってください。