精神分析について考える。結城美帆子

日本において、精神分析家は国家資格ではありませんので、みな自称精神分析家なのです。そんな中で、本物の精神分析家をどうやって探したら良いのか?私は、まず、彼らの著書を読みました。次に、著書を読んで会いたいと思った人に会いに行きました。向井雅明先生に出会うまで、数名の分析家と会いましたが、足が地に着いていると思えた人は向井雅明先生だけでした。ブッダが岩の上で坐禅を組んでいる姿が浮かんだのです。私の理想の人とは、雨が降ろうが槍が降ろうが蚊に刺されようが何があっても動じない人なのです。私の理想の人とは、すべてを受け入れ自分の責任で生きて行ける人です。痛かろうが、暑かろうが、寒かろうが、いちいち愚痴を言わない人が理想です。夏は暑いのが当たり前、冬は寒いのが当たり前、怪我をすれば痛いのが当たり前、産まれてきたら死んで行くのが当たり前、文句ばかり言って結局やることをやらない人は嫌いです。「一生懸命やっているのですが」と母の主治医に言われましたが、「一生懸命やってくださっているのはわかります」とお答えしましたが、一生懸命やるのは当たり前の事じゃないですか?改めて口に出さすことなのでしょうか?