精神分析について。結城美帆子

自らも10年以上にわたり分析を受け、精神分析を20年学びました。精神分析は、自分の生き方を真剣に考える時には、非常に役に立つと思います。しかし、精神を病んでしまった人に対しては、❓マークのように思います。ラカン派では、精神分析家になるには、自ら精神分析を受けるのですが、精神分析家を目指す人ばかりが精神分析を受けていても、精神分析の未来はないのではないでしょうか?精神分析が、どのような人に、どのように役に立つのかを示していかなければ、日本から精神分析は消滅すると思います。病気に対しての常識だって変わってきてますし、体に良い食べ物も変わりました。心理学のマシュマロの実験結果も変わりました。精神分析は、変わることがないのでしょうか?ラカン二アンの向井雅明氏も小笠原晋也氏も過去の論文を読み解いているだけのように思います。もし、現代に精神科医であるフロイトやラカンが生きていたなら、彼らはどのように言う言うでしょうか?画像診断がこれだけ進んでいる時代に、彼らが生きていたらなんと言うでしょうか?精神分析は、確かに素晴らしい学問でと思いますが、人々の為に活かされているでしょうか?母は、7ヶ月の間に脳梗塞を4回と入院治療中に脳出血を一度起こしてしまいましたので、脳がダメージを受けるとどうなるかと言うことを実際に見ていていた経験から、人間が人間の尊厳を持って生きていく為には、心ではなく脳と言うことを実感しました。精神分析は、原因探しをしますが、結局その原因を作った元は脳にあるのではないでしょうか?性格も脳でできている。歩けなくなるのも、結局は脳なのです。脳には8の分野があるようです。8の分野のどこが壊れたかで、症状が決まるようです。脳の画像を見れば、その人の得意な分野と苦手な分野がわかるそうです。心ではなくなった脳をトレーニングした方が良いのではないかと思うようになりました。