神田沙也加さん急死

35歳、苦しかったのでしょう。

ご冥福をお祈りします。

不謹慎かもしれませんが、偉大な親への復讐のように思える。

母親の松田聖子さんは、我が子に自死された母親のなってしまった。

頑張ることも大切ですけど、頑張ってばかりいると、糸は張り詰めて切れてしまいます。

「自殺したい」と相談を受けたら、私は「やめなさい」とは言えない。

でも、「苦しいかもしれないけど、もう耐えられないほど辛いかもしれないけど、乗り越えて欲しい、生きて欲しい」と祈りを込めて進言します。

なぜなら、自死を考える人は、自分を自死に追い込んだ対象物があるから、解決の道があるので、自ら絶望の道を辿らないで欲しいと願います。

自殺を考えている人の悩み苦しみは、はかり知れません。

私は、その苦しみを軽減させてあげることも取り去って上げることもできないから。

悩み苦しみは自分で乗り越えるしかないから。

頑張ることしか教えられてこなくて大人になったしまうと、破壊しかなくなります。

もう何年になりますか?14歳のアイドル歌手が飛び降り自殺をしたことがありました。

神田沙也加も飛び降りなのでしょう。

自殺の方法はいくつかありますが、精神分析的に考えると、共通点があるように思います。

頑張る時は、どこまでだったら頑張れるかを考えて頑張ると良いかもしれませんね。

子どもの場合は、親が見極めることが重要ではないかと思います。

一番難しいことですけどね。

自殺をしてしまう人は、誰かに相談するという回路も遮断されてしまうようの思いますので、いつものルーティンを行うのがおっくうに感じたら、鬱の全症状かもしれませんので、何らかの対応をされることをお勧めします。

私は、特に体の不調はなくても毎月血液検査に行き、眼科で半年おきに検査を受けているのは、自分の心の健康状態を把握する為でもあります。

定期的に誰かと会うことで、心の変化に気づきやすくなるからです。

例えば、いつも良い人と思っている人が、「冷たい一面もあったんだ」と思ったとしたら、自分自身の心に何かがあったと考えます。

精神分析は、転移と逆転移で進んで行きますが、分析の場以外でも人間との間には転移と逆転移があるので、自己分析ができます。

精神分析は、相手を通して自分の心の状態を把握しますから、心が壊れない限り自死を選ぶことは無いように思います。

断言できない理由は、私はまだ生きておりますし、絶対に自殺をしないかどうかは死ぬまでわからないからです。

その人の生き方は、その人が死んでみなければわかりません。

生きている時は、口があるから何とでも言えるけど、死んだら口がなくなるから何にも言えません。

人々に説教をしていた尼さんも、人生の最後は脳梗塞で倒れ介護を受け誤嚥性肺炎でなくなりました。

どんなに頑張っても、死ぬ時はみんな同じ。

魂が抜けた身体は、ただの物体。

火葬されて、骨だけになり、埋葬されるだけ。

エンバーミングでも、魂が抜けているので、お人形と同じ。

魂があるから生きているということ。

精一杯生きよう。