東京精神分析サークルコロックの感想。結城美帆子

私は、駒澤大学で行われた第2回から本年度の第5回まで参加をさせていただいている。参加して毎回思うのだが、精神分析は、何の為に存在し、誰の為に存在しているのだろうか、と言う事。発表されている方々の話は、私にとって為になるので参加しているが、彼らは、論文を書く為に患者を診ているように思える。患者は論文の材料なのだろうか?また、精神分析家であり精神科医である十川氏についても疑問点がある。精神分析は自由診療で保険証は使えませんが、十川氏のホームページを見ると、最初は彼が週一回勤めているクリニックで保険証をつかって数回予備面接を行い、精神分析が可能と判断した患者のみ自分のオフィスで分析を行っているようであるが、そもそも精神分析は個人の為で、保険診療は国民の為のものであると思うので、特に精神科の医療の場合は、国民に治安維持と言う目的もあると思うので、精神分析に保険証を使うのは如何なものかと思う。自己負担が少なくて済むようにと患者への配慮のつもりなのかも知れないが、精神分析で「お金の意味」も考えられているのではないでしょうか。精神分析は、安ければ良いと言う事でもなかろう。ピアノや声楽のレッスンも、安ければ良いと言う事でもない。