介護日記「私の夢」結城美帆子

健常者も障害者も分け隔て無く生活できる家を作りたい。健常者が障害者の面倒を看ることで生活が成り立っているのはおかしな事です。健常者も障害者も関係なく上下関係もないコミニティーを作りたい。私は、障がいをお持ちの方に手助けをしていただいた事もたくさんありますし、学ばせていただいている事もたくさんあります。お互い様だと思うのです。お互いができる事をやれば良いではないですか。仕事とか義務とか責任とかじゃなくて、なぜ、福祉関係の仕事をしている人達は、支援をしてあげているなどと上から目線なのでしょうか?困っている人を支援する事によって自分の生活が成り立っているのって嫌じゃないのでしょうか?私が売っているものは、人々のよろこびです。脳梗塞を何度も再発を繰り返している母に、よろこびを売ってくださる人がいるでしょうか?母は、現在、経管栄養です。食べるよろこびさえ奪われているのです。医師は、患者によろこびを与える存在ではないと思いますが、生かされているだけであるならば、生かされている辛さもあると思います。生きて行くためには「よろこび」が必要なのではないでしょうか。今は、同じ病院で治療を受ける事が出来ないシステムのようなので仕方がないと思いますが、医師たちは、もう少し患者の心を診る事はできないものでしょうか?人間には、心があるのです。心は、薬で動かせるとは限りませんよ。