介護日記「看護師長さんとお話をさせて頂いて心が軽くなりました」結城美帆子

今日、母が入院している病棟の看護師長さんと母のことや私が不安に思っていることなど、色々お話をさせて頂きました。話をさせて頂いているうちにだんだんと心が軽くなっていくのを感じました。張り詰めていた何かが緩和された感じです。きくち看護師長さん、今日は、ありがとうございました。また、今後についての色々なアドバイスもありがとうございました。私が想像している事以上の事が待っているような気が致しました。先が見えない不安、どんなに努力をしても脳梗塞の再発を防ぐことができない敗北感、努力が報われないことを受け入れなければならない敗北感、3つとも当たり前のことでわかっていた事なのに、受け入れるために努力を要するようなのです。勝ち負けでは無いと言う事もわかっているつもりなのですが、良くも悪くも何事も努力努力で乗り切ってきた人間にとっては、どんなに努力をしてもどうにもならない事を受け入れる事は実に大変な作業だと思います。精神分析も音楽も死ぬ思いでやってきました。私にとっては「努力」なんて言うものではなく「生きるか死ぬか」っていう感じで「やってきた」としか言えない。実は、今も私の生き方においては「いつも精一杯生きる」と言う事は継続中で変わらないのです。これは、性分で一生変わらないでしょうね。なぜなら、このような生き方をしている自分が嫌いじゃないのです。このような生き方をしている自分が好きなのです。今の自分が好きですし、このように育ててくれた母に感謝をしております。ただ、追い詰められてしまう患者や患者の家族もいると思うので、きくち看護師長さんのように、患者のケアだけでなく患者の家族の心のケアもできる看護師さんが育ってくれる事を願っております。