介護日記。結城美帆子

脳梗塞を患った母親の介護は、大変と言えば大変です。夜中は、約2時間おきにトイレに起きますので、安全を考えてポータブルトイレを使用しているため、母が排泄をすましてから洗浄して消毒をすると30分はかかりますので、私は90分ごとに起きている状態です。私は一人っ子ですから、一人で母の介護をしておりますが、祖父母は4人の娘がおりましたが、祖父母の介護をしたのは母と私の2人でした。おばさま方は時々見に来ては「シーツが汚れている。」とか、医師から睡眠薬を処方された時は「こんな薬をなのませて楽したいのか」と怒られたこともございました。2人の叔母は民生委員なるものを仰せつかっており「私の親は自宅で介護をして、自宅で看取りました。」と、誇らしげに言っているようですが「何もしなかったのによく言うな」と思っておりました。祖父母の時は、介護保険もデイサービスもありませんでしたから、本当に大変でした。介護は、けしてきれいごとではできません。私が母の介護をしているのは、私のプライドです。親の介護ぐらい出来なくてどうしますか。