介護ビジネスのエサにならないために。結城美帆子

病院もデイサービスの事業所も老人ホームもショートステイも無料ではないですから、ビジネスです。お金を払う立場なのに「やっていただいて有難うございます」とお礼を言わなければならないのです。お金を払って支援を受けるのです。お金をいただいて(報酬をいただいて)支援者になれてしまうのです。支援を受ける人が、お金になるなんて変だと思いませんか?支援を受ける人が「パイ」なのです。色々な人に「支援をさせていただきます」と言われてきましたが、あなた達無知な人間に私に何の支援ができるのでしょうか?ケアマネージャーの鈴木さんと筑波大学附属病院ソーシャルワーカーの岩田さん以外には「私がわからない事、出来ない事、やって欲しいと思う事を私が申し上げなくてもやっていただける方々で、感謝しております」このお二人からは、一度も「支援」と言う言葉を聞いた事がございません。仕事ができる人と言うのは、当たり前の事が当たり前にできる人の事を言うのではないでしょうか?当たり前の事、当たり前にできる事がいかに大変な事かわかる人にしか通じない事だと思いますが、お二人の仕事振りは、素晴らしいです。このお二人と出会えなかったら、要介護5全介助の寝たきり状態の母を自宅で娘が一人で、それも仕事をしながら介護をするのは不可能だったと思います。リハビリ担当の方々についても、病院によってレベルに差があり、患者に対しての言葉使いや声かけの仕方など色々です。筑波記念病院のリハビリ担当の方々は、経験が1年2年の方が多いようで、色々不安がありましたが、患者さんと患者の家族は、動けないまま退院させられるのが怖いから、何も言えないようです。私は、言いたい事は言いますので、そしたら隣の患者さんに「いない時お母さんがなにされるかわかんないからあまり言わないほうがいいよ」と言ってきたのです。悲しいですね。筑波記念病院は、脳卒中で頭がおかしくなったから仕方がないのかもしれませんが、上から目線を感じました。自分たちはえらくて、患者はおバカ、と思ってお金のために仕事をしているって感じに思えたのです。みんな一生懸命に生きてきた人達なのに、今なにもできないからと言って下に見てはいけません。みんな一生懸命に生きて日本の国を支えてきたのですから。