介護の一年でした。結城美帆子

相手が、あまりにも想像通りの答えを返してくると、言い返す気力も無くなります。精神分析を受けると考え方が変わったり、世の中の見え方が変わったり、生き方が変わりますから、1年間に5回も脳梗塞の再発を繰り返したにもかかわらず、娘として介護を続けることが出来ているのは、精神分析の経験によるものだと思います。精神分析を経験する前の私は、医者を絶対的に信じておりましたから、今回のように再発を繰り返したら許せなかったと思いますが、精神分析を経験してからは、「医者も人間だから、こんなものだろう」と、思えるようになり、過大に期待することも無くなりましたので、イライラすることが無く、病院からの主治医からの電話以外は落ち着いています。私は、集中している時にかかってくる電話の音が嫌なのです。主治医から、「電話は出られるようにしておいてください」と言われているのでそのようにしております。筑波大学附属病院は、こちらからリダイヤルしてつながらないので不便ですが、医師も忙しいのでしょうから仕方がございません。年明けは母が自宅に退院してくる予定ですので、予想が出来ないことが色々起こることでしょう。やるべきことをタンタンとやるだけのことです。